市政の会代表コラム連載シリーズ 第二回


第二回 ~それで市政から変えようと市政の会が始まった?~


市民がつくる政治の会 - 今までの流れと陥りやすいパターンを回避するコツ


移民問題だけで無く、様々な山積みの問題が同時進行している中で、根本的な解決を目指すというよりも、少しでもましな状態にするにはそういう方向を目指すしかなくなったという感じです。

今からおよそ6年前にとあるyoutube番組があり、その番組で、最終的に私自身が何をしたいかという話になりました。 考え方が合う、もしくは似ている地方議員を増やしていく政党、というか政治団体を作りたいと伝えた所、周りの人達がその話しに賛同してくれ、「それは作りたい」「それを作ろう」という展開がおこり、日本母親連盟を経て今に至ります。

私自身はと言うと、世の中を良くしていきたいというのはおこがましいかもしれませんが、15年程前よりこのような啓蒙活動をしています。
活動が10年位経とうとした時に、ふと自分のやってきた事を振り返ってみたら「全然日本は変わってない」「むしろ悪くなっている」と気づきました。
やはり医療・食・教育・環境などは大事なのですが、市民がそれらを考えて行動していても残念ながら余り目に見えた成果は得られません。
なぜならば、政治が医療・食・教育・環境などを牛耳っているからです。 そして、日本人は政治への興味・関心が余りありません。

また、政治の話題はタブー視されます。ですが、やはり政治が医療や食、教育、環境問題に直結していて、政治は汚く醜いものだから嫌だと言って政治から逃げてもしょうがないと思う様になりました。

海外では、政治は国民と政治家が一緒に行うと考えますが、日本は何故か政治を行うのは政治家の仕事だと分けて考えています。 日本には、特定の資格団体や業界が自らのビジネスを推進しやすくするために、政治に働きかける業界団体が多数存在します。
一方で、市民目線で日本を考える大きな団体がほとんどなく、政治の場に市民の声を届けることが出来ません。 そこで市民のために行動する政治団体【 市民がつくる政治の会 】が 2021年4月1日に誕生しました。 といっても、これは新しい組織ではありません。
これまで私が代表を務めてまいりました政治連盟である「日本母親連盟」がさらに発展していくことを意識して改名したものとなります。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、前身の日本母親連盟は会員数を伸ばし、スタッフも全国で数百人いる組織に発展していました。 しかし名称から、どうしても母親でなければ入れないような印象を持たせてしまう為、より普遍的な組織にする為、改名することを全国理事間で協議してまいりました。
これまで発足から二年半、勉強会や地方議員連携、イベントやコミュニティづくりを行って参りました。 そして、日本母親連盟改め「市民がつくる政治の会」は、啓発やコミュニティづくりにとどまらず、今後より政治的で実質的な活動に邁進していきたいと作りました。

ですが、実際作った所でこの会は、資金無し・組織も脆弱・皆政治の分野は未経験者ばかりでした。 私はお金が無くても地方議員ならなれると考えています。 いまや国会や県議会は外国のスポンサーや政党の力が全てと言っていい位にがんじがらめになっています。

そこで、私は地方の市議会議員や町議会議員になら場合によっては可能なんじゃないかと思いました。 また、全国に無所属の議員は沢山いますが、大体無所属の議員の方が主張に同意できることが多い事に気づきました。 そういう議員と積極的に繋がることが大事だと考え、色々模索しました。

政治に興味を持ち、政治をもっと気軽に議論出来るコミュニティを作り、皆で連帯しつつも入れ込み過ぎない薄い繋がりが大事だとも思います。 というのも、入れ込み過ぎると直ぐに内部崩壊をしてしまうという前例は、とても多くある為です。 新興政党は必ずと言ってもいいくらい、独裁やそれに対する不満から内部崩壊や多額のお金が集まる事から金銭問題が起こり、それを繰り返してしまいます。

市民がつくる政治の会は、そういうパターンにならないようにしたいです。
今年の春の統一地方選では初の公認議員が誕生し、連携議員も結構な数当選しました。
今の公認議員は3人、元支部長の方は無所属で当選したので連携議員になっていますが、その方を入れると4人誕生しました。この会に関係する人達が当選してくれて嬉しいのですが、私はそれ以外の全国にいる無所属の議員さんも大事だと思います。

無所属の議員さんの中には、コロナ行政や、各地の問題を指摘している方がいます。
そして、その無所属の議員さんは少数派の声の受け皿になっています。
そう言った無所属の議員さんの存在が大事だと思うし、そういった議員さんたちと薄く繋がっていくことが大事だと思います。
例えば、池田としえ議員や長嶋竜弘議員との距離感です。彼らには元々地域の応援団もいて既に大々的にご活躍されていますが、お互いに選挙の時は応援し合う様な付き合いが楽だと思います。
繰り返しになりますが、私は日本の無所属議員との連携はすごく大事で、もうちょっと広げていきたいと勝手に思っています。 


振り返れば、私は15年以上ずっとそれを言い続けているような気がしますが、とにかく市町村であれ国であれ、今ある問題への認識が広がっていくしか今はやりようがありません。

先月、9月の議会がありましたが、コロナワクチンの薬害について、南幌の高橋修平さん、佐賀県太良町の大鋸美里さんが質問に上げていて、小田原市の島田さわこさんも議題にしました。小さい所でぽつぽつと同時多発的に広がる流れが起き始めています。

また、他でもこれらを議題にしている議員さんはいると聞いています。 村松さん(今後当会と連携予定)、池田としえさん、流山市のうた桜子さんもそんな話をされていました。そういった人たちにもっと頑張ってもらいたいですね。

コロナはもう私の中や世界では終わった話ですが、日本ではまだまた終わっておらず、日本人は本当にガラパゴス状態になっているのは間違いありません。
「2025年日本が無くなる」を考えた時、他のテーマの方がコロナの問題より大きいです。 先ずは移民問題。東京で一番実感できるのは移民問題じゃないでしょうか。





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