東京都政の問題~外資企業、大企業だけの優遇措置反対 ④~

また、神宮の銀杏並木伐採についても触れておきたいと思います。一見この問題とは何の関係も無いように感じるかもしれませんが、銀杏を伐採してその後再開発をしようとしている訳です。これがいわゆる「箱物行政」というものです。キレイなビルを建てて結局誰が喜ぶのかと言えば、土建屋とそれで恩恵を被る大企業や外資系企業です。

伝統的な場所や自然などをどんどん破壊し、そこにビルを建てるという、まさに外資系企業や大企業優遇の象徴的なモデルになっています。「今だけ、金だけ、自分だけ」を政治家達が実践していて、都民の税金を外資系企業に垂れ流している、というのが今の状況です。

よって、外資企業や大企業を優遇し、国家戦略特区、開発政策、スタートアップ支援、神宮の並木の伐採や大企業のビル建設ばかりというのは大反対です。

よく、「財源はどこにあるのですか?」と聞かれますが、財源はあります。上述の通り外資系企業などに垂れ流される税金を、国内産業(中小企業)に回す方が良いと言っているだけです。簡単なことなのですが皆さん興味がないのか、なかなか伝わらないのです。(完)

選挙ドットコム(うつみ さとる)
https://go2senkyo.com/seijika/193748