うつみさとるのショートスピーチ　「自分の生活を人質に」

街頭演説の一部をご紹介しています。

皆さんはそうやって色々人質に取られてるけど、もう諦めてますよね？要するに、我々はもう生活とかその4割とか半分以下しか残らないもの、それでやりくりするしかないって言って、自分の生活を人質に取られてるわけですよ。だから言いたくても言えない。そうするとですね、また白い目で見られたり、少数派だったらそうやって声を上げるとやめさせられるかもしれないということで、延々と「しょうがない、しょうがない」ということを言うようになっちゃう。

でもですね、本当はそんな時代じゃなかったんですよ。日本の高度成長期が終わった後でも、そうでもなかったんです。歴史をちょっと紐解けば、こうなった1番の要因は、小泉純一郎が総理大臣の時だったかもしれない。

郵政民営化というものがありました。郵政民営化で自民党をぶっ壊すと言っていましたけど、実際は日本をぶっ壊したのと何にも変わりがなかった。そして郵政民営化で何をしたかと言ったら、そこにあるお金をたくさん外国系の企業に垂れ流したと。そのために、セットで経済学者を呼んだんですよ。それが悪名高い竹中平蔵って人だ。そうやって、どんどん日本を売り払うということをやった。

もう1つは「派遣法」。これをやったわけです。皆さんもそれを知ってるはずです。正社員がどんどん減って、非正規の社員、バイトの人、そういう人をどんどん増やしたんです。

そしたらどうなるかって、もう目に見えてる。今やってる通りじゃないですか。一緒に働いてて同じような仕事量のはずなのに、給料が全然違うわけですよ。保証も全然違う。これがもう15年～20年前の話ですよ。ここからが日本の奴隷化みたいな、まさに奴隷ですよ、こんなのね。本当にひどい。

奴隷って言葉は、悪い言葉だから使うなっていう風に言われるかもしれない。でもね、私は言葉がキツいらしく、昔からそう言われてるんですが、それぐらい言わないと、全然響かないんですよ。完全に我々は奴隷として扱われてる。それぐらいひどいことやられてきた。

それでもずっとみんな自民党を支援して、長いものに巻かれることしか考えないで、奴隷でいるしかないってやってきた。その支持を受けてるのが小池百合子さんって人じゃないですか？そうですよね。

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