うつみさとるのショートスピーチ「これは始まり。」【東京都知事選】

街頭演説の一部をご紹介しています

私が医者だから庶民と違うと言われるかもしれません。もしかしたら私の方が普通のサラリーマンの方より会社経営いくつもやって、医療もやってるから収入あると言われるかもしれません。
それはそれで甘んじて受け入れたいと思います。しかしこの場合は、外国の企業に勤めていたり、何億も儲けている人、抜け道がある人、それ以外はみんな庶民なんです。例え一億稼ごうと5000万円稼ごうと、税金年金も保険料もは半分以上持って行かれて、生活が追い詰められていく。そういうふうに貪られる側にいるというのは何の変わりもないんですよ。つまりそういう人が99%いるわけです。
今回は私はおこがましいかもしれませんけれども、この99%の庶民側のみなさんのご意見を代弁したくて立候補させていただきました。
チャンスはないかもしれない。薄いのは分かっています。でもこんなに集まってくれているのだから、まだまだチャンスはあると思っています。
一部のまさに既得権益、テレビに出てるような外国の企業に魂売ってるような右も左も同じなんだからそういう人ではなくて甘い汁を吸っている政治家や既得権益者一泡吹かせたいと思い立候補させていただきました。

その為には皆さんの口コミとか、人と人との縁にしか頼れるものはありません。何をどうやっても私はテレビには出られないんです。そんなことは分かっています。大企業を批判して、中国企業も韓国企業も批判して、移民政策も批判して、医療モデルや外資系の製薬会社も批判して、それで甘い汁を吸ってる政治家まで批判して、メディア自体が最も腐ってると言って絶対にテレビになんか出る気がない、そんな人間をどんなテレビが出すんだと、出すわけがない。分かってますよ。
だからこれは我々一人一人の、クソ番組しか流していないテレビへの戦いでもあるんですよ。
今のテレビはスポーツ番組と芸能ニュースしか流してない。重要なことは何も教えてくれない。あんなものを見るくらいだったら自分で勉強している方がよっぽどマシです。何かニュースが流れていたら反対に読んでいた方がよっぽどマシです。海外の人はそうやってニュースを見ているんです。

だいたい海外だったらちゃんと政治のニュースが流れます。スポーツニュースはケーブルで見ればいいんです。それぐらい海外とは違うんです。海外の人はメディアやテレビなんか殆どの人は信用してません。信用率10%くらいですから。
でも日本人は真面目だからかすぐにテレビを信じちゃう。日本人はみんな考え直しましょう。都合がいい情報しか流れていない。それはスポンサーがいるからです。
昔の日本人には、お金の力ですべてが動いているのにおかしいという思想があった。縄文人の時代の思想もそうでした。お金や貨幣なんかなかったし、中世でも武士道とかの精神性があった。弱いもの庶民的な人たちを助けて武士は頑張って修行するわけです。テレビドラマみたいに弱いものを助ける水戸黄門みたいなそういう人は昔はいたわけですよ。
そういうのを今、全ての人が忘れてとにかくお金が稼げればいいと、倫理も道徳もすべて忘れて、目先だけ考えればいい、そんなふうに日本人のすべてがなってしまった。
家族とか友人とか弱い人とかまさに庶民ですよ、そういう人たちが、完全じゃなくていいんです、もうちょっと守られても何のバチも当たらない。
その為に我々は権力者という出来レースしてる権力者たち、右も左も両方の権力者と戦うために今回は東京都知事選挙っていう選挙があるんです。

これは今回の選挙だけでは終わらない。一向一揆は止まらないんですよ。東京は終わりじゃない。始まりなんです。そしてそれは全国に広がっていく。