うつみさとるのショートスピーチ「日本をぶっ潰した自民党」【衆議院選挙】

本来、自民党という政党は保守っていうのを名乗っている。保守っていうのは日本のために頑張る、みたいな建前なんです。もはや今の自民党は保守なんて微塵も考えてない。それはそうなんですけれども、一応自民党に所属しているなら日本人のために頑張らないといけないですよね？

昔は自民党の人でもマシな人はいたと思います。田中角栄とかね、まだマシだったと思うんですよ。「総中流社会」とか言ってね、中小企業をちゃんと支援してくれてた。ハマコーって人もいた。暴れてね、色々問題だったけど、言ってることはまともだったんですよ。

今どこにいますか。一人もいません。めちゃくちゃですよね。そんなことをこの30年間ずっとやって来たのが自民党なんです。

どこから始まったか。色々説はありますが、私は小泉純一郎が癌だったと思います。この人が郵政民営化をやったんですよ。知恵をつけたのが悪名高い経済学者の竹中平蔵という人です。この竹中平蔵が民営化したら都合がいいと人々を騙した。でも結局何がやりたかったか。郵政貯金というのがあってすごい額なんですが、それをどうやってアメリカを中心に海外にばら撒いて、財閥の人に捧げた。そういうことをやるために郵政民営化を進めた。だから「自民党をぶっ潰す」じゃない。「日本をぶっ潰す」のを上手くやったわけだ。

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