うつみさとるのショートスピーチ「『無所属連合』を立ち上げたワケ」

街頭演説の一部をご紹介しています

無所属連合の代表をやっております“うつみさとる”と申します。本日最後の街頭演説を、この上野駅前でさせていただきますので、宜しくお願いいたします。

7月の参議院選挙が近づいてきております。今の国政の状況、右の保守系の政党を見ても 左派系の共産や革新系の政党を見ても、もうとにかく嘘ばかり。誰も公約守らない。まぁ、そんな政治状況が続いていると思います。そんな中、なんとか今の政治、少数政党も乱立しどこに行きたいのかよくわからないという、そんな政治に風穴を開けたい、という思いで結党されたのが「無所属連合」になります。

「え？無所属に所属するってどういうこと？」というお話がつねきさんの方からもありましたが、無所属連合がなぜできたのか、そしてどんな考え持っているのかということを、お話しさせていただければと思います。

「右も左もない」というのが、この無所属連合のキャッチフレーズの1つになっておりますが、この右というのは政治の世界では保守というやつです。左は革新とか共産主義と かそういう風に言われます。その思想というのは、全部統一されてないとすぐに仲間外れにされる。嘘つきだ！っていう風に言われるんですよ。

無所属連合を結党した大きな理由の1つは、そのような政治思想からの脱却です。この日本だけじゃなく世界でも、右も左もないとか、右の政治思想や左の政治思想に縛られない。今の我々の生活に純粋に必要だとか、保守的な発想ではありますけど、日本の伝統を守るために必要なこととか。それは必ずしも保守の中だけにあるとは限らないんです。左派的な思想の中にも、その伝統や日本を守るヒントが隠されてるかもしれない。でもそれを言えば裏切り者になるんだったら、この政治思想自体もう邪魔だと。このことを我々が今考えなきゃいけないところだと思うんです。

このどちらかの政治思想に縛られ、どちらかに振っていく、アメリカはそうやって共和党と民主党という2大政党制をやってきましたが、その結果、今どんな国になってしまっているか、ということは、皆さんご存知の通りだと思います。残念ながら2大政党とか政治の右と左どちらかを選択するということで、我々の社会というかもう世界ですかね、ちっとも良くなってこなかったんですよね。

もうそろそろ新しい何かを、システムだけではなく思想的にも提示していかないと、人間も進歩しようがないんじゃないかなと。それぐらい今、世界中が追い詰められているという風にも捉えることができるかもしれません。
そんな思いの中でできたのが、この「無所属連合」というわけです。

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