うつみさとるのショートスピーチ「お米や食料自給率の話」
街頭演説の一部をご紹介しています
今、日本はどういう風になっているか、皆さんもお感じになっていると思いますが、非常に危うい状況になっています。
テレビニュースで言えば、米の値段が上がって、トランプ関税とか、その他のことも色々と問題になっていると思います。
今日は来られなかったんですが、同じく国政委員をやっていただいている兵庫で活動中の高橋ひであきさんは、農家さんとして農政の問題を訴えたいということで、我々とも一緒に活動しております。彼はよくお米の話もされていました。お米の値段が上がっているが、これは、偶然だとか仕方がない、という話ではないという事から考えなければならないと。
高橋さんの言葉をそのままお借りしますが、減反政策をやったわけですよね。生産性を下げるというところから始まっていた。しかも、それだけではなく法律を改訂した。その辺は私も本に書いたりしてきましたけど。
種子法や種苗法、これを廃止・改訂しました。これは、主要作物の食料自給率や、その普及を促進、種を取るということに対する法律です。
これを廃止・改訂したということは、食料自給率などぶっちゃけどうでもいい、全て輸入、全部外国系の企業、全部穀物メジャーの政治が舵を切ったということになります。
またRCEPという15か国が加盟している地域的な包括的経済連携協定、いわゆる中国が入っているTPPのようなものも入ってきて、土地であっても食であってもそういう貿易自体が自由化されていると。自由や平等と言えば聞こえがいいのですが、結局は日本人が下に追いやられるという流れになっています。だから、お米といえば日本人が食べる代表的な食べ物のはずなのに、手に入れにくくなってきているんです。
一方で、外国でも米が売られていると聞いたことがあると思われます。日本のお米が、国内で売られているお米より海外で売られているお米の方が安い、ということがニュースになっています。備蓄米が振る舞われているとのことですが、実際に我々がその恩恵を被っているかと言えばそんなことはない。皆さんもそれを実感されているんじゃないかと思います。
それはなぜなの?ということを考えた時に、究極的にはつねきさんが言われているように、僕らの問題とか、国民や市民の問題だと。選挙に興味ないし、みな政治に関心ないから、そこに行き着くのかもしれません。
しかし、現実的に言うと、日本人を1番冷たくあしらう、そういう政治ばかり行われているから、このような状況になっている。そこを我々は考えないといけないわけです。
だから農政も、農家さんを助けない。東京で農家の方々の大規模デモがあったということですけどね。
一次産業が1番大事で、食料自給率を上げないと国は自立できないはずなのに、それをわざと避けようとしているのか、農水大臣が「国民の皆様方は輸入したものが食べたいんですよ。」と公言するぐらいで、それは「『日本人が作った日本のものを食べたい』ということをやっちゃいけません!」とも受け取れるわけですよ。
それに対してほとんどの人が声もあげない、という状況になっているわけです。
皆さん、普通に日本に住んで、普通に税金を払っていますよね。本当はその税金、要らないと思うんですが。我々の元に返してもらいたいし、我々日本人が、普通に、第一に、大事にされたい。
しかし、現在は、それが実践されていないんです。
※街宣予定はSNS(X)でもチェックできます。
無所属連合 街宣告知アカウント
https://x.com/utsumin_gaisen
うつみさとる選挙ドットコム
https://go2senkyo.com/seijika/193748/posts