うつみさとるのショートスピーチ「イタリアの「五つ星運動」をモデルに」
今回、無所属連合は、結構インターネットの力を意識しているところがあります。世界にはその力で大きくなっていった政党があります。僕らがモデルにしている政党、それはイタリアの「五つ星運動」です。
今日、午前中の街宣にイタリアに住んでいたという方が来てくれたのですが、その方のお話を聞くと、イタリアもずっと政治は腐敗していて、右の政党も左の政党も全く信用できなかったと。日本と全く一緒ですよね。わたしはイタリア人とも話したことがあるのですが、日本はアメリカの 51 番目の州で、イタリアは53番目だと。やはり、戦後のドイツ、イタリア、日本の三国の問題として、ずっとそういう影響力はあったんだなと。それをイタリア人も自覚してるんだな、と感じました。
そして、左右どの派も信用出来ない、既存の勢力等が関係ない、これはおかしいぞ?と思う人たちだけで政党を作っていこうと誕生したのが「五つ星運動」ということです。
これはイタリアのピザ職人と芸人が、インターネット活動から始めたんですよ。それがイタリア中で大ブームとなり、一気に第二党までにのし上がった。そのような前例があるんですよね。これは非常に示唆に富む例ではないかと思っています。
日本ではそんなこと出来るわけがない。誰も選挙に行かないからと。それはとてもよくわかります。 でも今、お米の話も、トランプ関税のことも、 消費税のことも、給料上がらないということも、弾圧・抑圧されているということも、移民政策をどんどん進められているということも、一部の企業だけ優遇されているということも、みんな何となくおかしいとは感じているんですよ。
だから今の日本は、五つ星運動が立ち上がったイタリアに非常に近い状況なのでは、と思います。
そして今回の参議院選挙は、今の状況を覆す、一石を投じる最後のチャンスになると思います。国政選挙が2025年7月に行われたとして、その後、国政選挙は3年以上行われない、という予定になります。衆議院が解散したら分かりませんが。本来は今年の10月に衆議院選挙が行われる予定でしたが、昨年10月に実施されました。
その間に当選した議員は好き放題で政治を進めることができます。今の流れをどんどん加速させやりたい放題出来るという状況なんですね。
これをどうやって少しでもヒビ割れさせるか、一石を投じるかと。本当に最後のチャンスが2025年の7月の選挙なのではと思います。
今、たくさんの政党が立ち上がってきているのを見て、本気で参議院選挙をなんとかしなくてはいけないと感じています。方向性は違えど、みな似たような思いを持っているのではないかと思います。我々は無所属連合として活動していますが、多くの方に言いたいのは「とにかく本当に選挙に行っていただきたい。」日本はそれぐらいヤバい状況になっているんだ、ということです。
政治や憲法のこと、日本人は興味ないかもしれません。でも我々の最低限の自由や人権が担保されているのもこの憲法があるからだし、我々の生活が担保されているのもちゃんと働いて税金を納めているからです。 それが横流しされているんですよ。そういうことが許されるのかどうか。そして生活がどんどん追い詰められ、奴隷のような扱いを受けても本当にいいのかどうか。そういうところが問われていると思うのです 。
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