放射能問題による病気の増加 ①
原発や放射能がいかに危険な存在か知らなければ、この先の日本で生き延びていくことは難しいです。
ただ、原発や放射能を学ぶと希望がないためか、日本人は真剣に学ぶ気がないのも事実です。
こうした放射能は本来、人類や日本の歴史には長らく存在していなかった物質であり、強力な社会毒です。
東日本大震災以降、原発の問題はまったく収束していないにもかかわらず、政府と東京電力、電通などは「日本には原発は必要」とウソをつき続け、自分たちの利益をむさぼっています。
目先の経済的な問題を掲げ、原発再稼働に賛同する輩も少なくありません。目先の利益だけを優先する金の亡者は、しょせん自分の利得しか考えていないのです。
とはいえ、彼らだけが罪深いとも言い切れない現実もあります。
原発や放射能をつくってきたのは無関心な私たち国民自身でもあるのです。
原発と放射能、そして原子力ムラの問題は、政治的にも大きな意味を持つことです。
だからこそ、政治に目を背けることなく戦う姿勢を見せなければなりません。
ここでいう「原子力ムラ」とは、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力という電力九社のほか、東芝、日立製作所、三菱重工、川崎重工、住友電気工業、出光興産などの原子力開発部門や土木系の会社、国の機関では、原子力規制委員会、資源エネルギー庁、日本原子力研究開発機構、日本原子力産業協会、日本原燃などを指します。
今後の日本では、ますます被ばくによる病気が増えていくことが推測できます。
放射能の影響は5年後くらいから顕在化してくることが知られています。
なかでも死に直結する病気で心配すべきは白血病やガンよりも心臓病です。
また、脳障害も懸念されます。
個人レベルで内部被ばくから健康を守るには、汚染を防ぎ、質の高い食べものを食べ、十分な栄養をとり、慢性的なミネラル不足を解消し、たくさん汗をかく、という基本的な方法しかないでしょう。
政治的な問題を解決するには、原発再稼働を阻止するしか残された道はありません。
そのためにも、原発がなくても電気が十分に足りていること、日本には多くのフリーエネルギーが存在していることなどの認知を広めていく必要があるでしょう。(②に続く)
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