味噌作り体験記♡失いたくない日本の食文化!
おはようございます
三が日も明けて、5日の日。
味噌作り体験をしてまいりました。
埼玉県は児玉郡にあります、ヤマキ醸造さんです。
黒い瓦屋根の切妻造りが、漆喰の白にキリリと端正な佇まいです。
こ〜んな田畑がどこまでも広がるのどかな風景に心身癒されながら、
やってきました。この日は真冬というのが信じられないくらい暖かく、
青空も美しく、本当に心がリフレッシュできた1日。
実はお味噌を作ったことがなく、初めての経験。
通常スーパーなどで売られている味噌のほとんどが外国産の豆を使ったもの。
本醸造に比べ発酵期間も短く商品として出荷されています。
そして、その裏にはしっかり「遺伝子組み換えでない」などと書かれています。
味噌を家で自分で作ることができれば、余計なものが入らず、
また材料を吟味して作れば、安心して毎日使える!
そんなことを考えていたところ、この素敵な機会を頂きました。
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美味しいお米やお味噌を使ったランチで腹ごしらえ、
教室のテーブルには、
こんな風に1人分のセットが用意されていました。
座学も交えながら
蒸した大豆と塩、麹を丈夫な厚手のビニール袋に入れて、
よく混ぜた後、乳酸菌、酵母、酵素の入った種水を
入れると、乾燥していた麹が生き返ります。
そして、袋を転がしながら、捻りながら豆を潰していきます。
お味噌の仕込みはこれで完成!
実にシンプルですね^^
塩味の角が取れてくると旨味がアップ!
豆は加熱してあるのでこんなに楽チンなんです。
案外、こんな風に簡単なんですね^^;
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昔はこんな風に味噌や醤油も自家製だったと聞きます。
もっとも家での煮炊きは、今のようにガスも電気もなかった頃は、
長い時間火を焚べたりして今よりはるかに大変だったと思いますが。
長い年月の中で、人間は多くの作業を機械化自動化したり、家電の登場で
楽にしてきましたが、その分、多くのものも捨ててきました。
学校給食ではなぜパンと牛乳なんでしょう。。。
(↑このナゼ?はまた別の機会に)
また、食料自給率が40%を切っている我が国では、多くの原料も
輸入に頼らざるを得ません。必然的に外国産の安全でないものを
口にする機会ばかりになりますね。
材料を選び手作りすれば、それらを減らすことに繋がります。
そして、日本の素晴らしい発酵の文化。
日本人の健康を古くから支えてきた、ご飯とお味噌汁という組み合わせに、
今一度、強く感謝したいです!
これからもこの文化は未来永劫繋げていかなければ!
帰り道の高速ではオレンジ色のシルエットにつつまれた
神々しい富士山をなんども拝みながら、日本てやっぱり
イイなぁ〜〜というほっこりした思いで帰路につきました。