【スタッフコラム】忙しいなかでも心に余裕を持ち、いろんな言葉を子どもたちに教えてあげたい

 
 
お子さんに歯ブラシを見せて
 
 
「これ、なんだっけ?」と聞いてみてください。たいてい「はぶらし!」と返ってくると思いますが、たまに「はみがき!」と言う子もいます。
 
 
毎日忙しいお母さん。子どもに歯磨きをしてあげるとき
あまりの時間のなさにお子さんの前に歯ブラシを付きだして「ほら!はみがき!」ってやっていませんか?
我が家もですが(笑)
 
 
「歯ブラシ」のことを「歯磨き」と言ってしまうお子さんは
もしかしたら「歯ブラシ」という言葉を知らないのかもしれません。
 
 
また
ごはん『を』たべる。
おふろ『に』入る。などの
くっつき言葉(助詞)があいまいな小学生、結構います。
 
 
「ごはん!出来たよ!」
「早く!お風呂!入るよ!」というように助詞を抜かして会話をしてしまうと
どのような助詞を使えばよいのか
わからなくなってしまいます。
 
 
忙しいなかでも
心に余裕を持ち、いろんな言葉をお子さんに教えてあげてくださいね❤️
 
 
生まれたばかりの赤ちゃんを日本で育てると、じょうずに日本語が話せるようになります。
 
 
アメリカで育てたとすると英語、中国で育てたとすると中国語がじょうずになることでしょう。持って生まれたものは一緒ですが、育てられる環境によって身につけるものは全く違ってきます。言葉だけに限らず、
私たちには様々な能力の可能性が与えられています。目や耳をはじめ、五感で取り入れる環境のすべてが子どもをつくりあげていくのです。幼いときからできるだけ好ましい環境をつくってあげたいものですね。
 
尾山 さおり