【スタッフコラム】幼児期には指先を使う

長女が小学校に入学するときに一番驚いたことが「鉛筆は2B」と指定されたことです。



2Bー?濃すぎる!手のわきが真っ黒になるじゃん!

鉛筆といえばHBかHを使ってたので衝撃的でした。



そこで調べてみると入学時に「Bもしくは2B」を指定する小学校は結構多いのだそうです。

その理由はこどもたちの筆圧にあります。

今のこどもたちはとにかく指先を使うことが減りました。

電話はダイヤルではなくプッシュホン。

それすら使わずスマホです。

テレビのチャンネルを回す機会もなければ雑巾を絞るチャンスもありません。

水道の蛇口は、もはや捻るものではなく上下にスライドするようになりました。



このように、今のこどもたち、とにかく指先を使う機会が減りました。



結果、筆圧や指先の力が弱いこどもたちが増えています。

これの何が問題かというと、”書く”ことが出来ないんです。



先生のお話は理解できてもメモを最後までとる指の力がない。

→授業の板書が最後まで出来ない。



明日の持ち物を最後まで書ききれない。



対策としては

塗り絵で遊ぶ。

ペットボトルの蓋をあける。

洗濯ばさみで遊ぶ。

お風呂で、タオルを絞る遊びをする。

など遊びながら手首&指先の力を強化するといいでしょう。



また、こどもが字を書き始めたときに親は嬉しくて新しくて長い鉛筆を与えがちですがこれもオススメできません。こどもの手のサイズにフィットする短めの鉛筆がいいでしょう。こどもが長い鉛筆を使うことは親のわたしたちが菜箸で字を書くようなものです。想像してみてください。菜箸の長さの鉛筆を使ってお手紙が書けるでしょうか。指先を使う遊びをすればするほど脳が刺激されてアタマのいい子になるそうです。そろばんやピアノの習いごともいいかも。



まとめますと幼児期には指先を使う遊び&短めの鉛筆。これが理想です。是非お試しください!

おやまさおり